食後 不快感の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
主訴は夕食後のお腹の不快感(胃の辺りがスッキリしない)。この方は、ずいぶん前より体調の不調を訴え、その為病院を受診し安定剤や睡眠導入剤などを服用していたが、お腹の不快感が改善しない為に知人の紹介により漢方を試してみようと来店しました。
朝と昼は食欲もあり、食べているようでした。夕方になると不快感がある為、少量しか食べる事が出来なくなるとの事でした。
口内炎が出来やすく・夢が多く熟睡できない・動悸がある為、漢方で考える「心」のトラブルがあると思われました。安定剤などの服用により胃腸の働きがあまり良くないと思われたので、「心」の興奮を鎮め胃腸の働きを助ける漢方をお勧めしました。
10代 女性 職業:パート
少量ずつ服用をしてもらい、最初の1~2ヶ月間はあまり目立った変化は無かった様でしたが、3ヶ月目に来店した時は食欲も出てきて、熟睡感があり日中の倦怠感が減ってきたようでした。以前はゲップも良くでていたが、最近は減ってきたとの事でした。
来店時は皮膚の色が暗い黄色でしたが、食欲が出て体調が良くなってきたころから皮膚の血色が良くなった為か肌色へ変わってきたようでした。
あとから話を聞いたところ、以前は偏食しており、最近はバランスの良い食事を摂っているとのことでした(栄養士による食事指導を受けた)。
この方は本来、胃腸は悪くなく自律神経の働きが不調なために胃腸機能が低下し、食欲不振などを訴えていたと考えられる症例でした。その為、睡眠などが改善されていくうちに食欲が出て血色も良くなったのではと考えられます。
TEL:097-536-2722
住所:大分県大分市西春日町4-1